今後技術者必須の資格になる?! 知的財産管理技能検定 3級を受けた時の話

最近こんな報道聞くことはありませんか?

「〇〇のデザインが××に酷似?!」

「△△の特許侵害で損害賠償●億円!!」

技術が発展する中で権利を守るために知的財産権の活用が叫ばれています。

これは専門部署だけの話ではなく、開発者や発案者、デザイナー

企業だけでなくフリーランスや個人にも重要になってきています。

そこで今回一番下の級にはなりますが

国家検定でもある知滝財産管理技能検定を受けたのでその時の話をしようと思います。

 

 

知的財産管理技能検定とは

知的財産管理技能検定とは

3級2級そして専門領域別の3つの1級からなる国家検定です

ですが

取得後に占有的に(独占して)できる仕事はありません

そちらはどちらかというと「弁理士」になります

しかしながら実務的に理解している業務の範囲を示すための

国家検定としての位置づけになるかと思います

知的財産管理士と偽る場合罰せられる場合があるということがありますが。

 

イメージとしては弁理士は弁護士同様、社外の専門機関であり

社内で知的財産を専門的に扱い、弁理士とやり取りをする人が

身に着けるべき知識の指標

みたいな感じでしょうか

現代では製品の開発者やデザイナー等は特許を含めた

知的財産権の知識の必要性は年々上がっていると思われます

他の資格とはちがうところは上の級を取るには

基本的には下の級が必要というところです。

つまり受験資格が必要になります

 

受験

私が受けたのは3級です

2019年の秋です

まぁおかげさまで一発合格できました

基本的に検定と呼ばれるものは一番上の級を取りに行くのが

大事なんですが

受験資格の件もあり一番下を受けました。

後から調べたら2級受験できたようで

ちょっと失敗したなと思いました。

まぁ追加でとろうかなと

2020年春の2級受験を予定していたのですが

コロナウィルスで試験がなくなり

知識が長いことキープできないので

受験自体をやめました

受験して感じたこと

こんご技術者やデザイナーは

知的財産については

本当によく勉強した方がいいと思います

べつに資格まで取る必要性は

全くありませんが

勉強するきっかけとして

2級受験あたりがおすすめです。

3級と2級の違いはやや出題範囲が変わりますが

それよりも合格点が80%以上と厳しくなります

こっちのほうがインパクトが大きいですね

勉強方法

本試験は過去問が数年分公式ページにて公開されています

もちろん回答も。

解説本兼問題集で網羅的に勉強して

最後過去問を解きまくるっていうのが

ベストだと思います

 

実は業務で少し扱うので予備知識があるのと

大学院時代に今後必要になるなと思って

他コース向けの授業に参加して勉強していました。

なのでとっかかりは意外に問題なくいけました

 

勉強時間は1か月間集中ってかんじで受けました。

実はぎりぎりまでやる気が出なくて

どうしようかと思ったのですが

料金も払っているしと思って

奮起して

何とか取れました。

ちなみに使ったテキストはこちらです。

 

検定試験は自費で受けるか合格したらもらうかが良い

個人的に会社で試験料を出してもらえるケースとかあると思いますが

これは本当によくないと思います

優秀な人はいいかもですが

一般人にはモチベーションを維持するのは

大変なので

できれば

取得したら報奨金なんてもらえると

やる気しか出ないんですけどね

私は自己研鑽のために受験しているので

自己責任ですが、

なににせよ取得できてよかったです